30代の感じる「Real&Simple」という家。
Case Study House #12
Location:栃木県宇都宮市
30代の感じる「Real&Simple」という家。
人がすまいを持とうと考えた時、その理想の実現にとても苦心します。「そこには無い」と分かっているにも関わらず雑誌のページをめくり、展示場へ足を運び、場内で聞くセールストークや同じテーマに異なる見解を並べる誌面に惑わされ、やがて大切にしていたはずの夢や理想を見失ってしまった自分に気付きます。そして、その中で一部の人が本当の満足を手にしているという現実_。
今回私たちは、この住宅適齢期ともいうべき30代のご夫婦から依頼を受けました。コンサルティングを経た後、ご夫婦との会話から導き出したコンセプトは「背伸びをすることなく、素直でいられるリアルさと奇をてらわないシンプルさ」ということでした。
ひかり・かぜ・いごこち_。この3つを無理のないコストでつくりあげたこの「作品」は、人がすまいに抱く夢や理想について示唆を与えてくれることでしょう。
延床面積:123.39㎡/37.25坪