「近居というくらしかた。」
Case Study House #60
Location:茨城県日立市
「近居というくらしかた。」
ここ数年、「近居」というくらしかたへの関心が高まっています。
「近居」とは、それぞれに独立して世帯を営みながら、子育て、介護などの必要に応えられる居住形態とされています。
親は老後の心配が少なくなり、子は子育ての負担が少なくなる等、互いに手にするメリットは大きいことでしょう。
今回、私たちは仕事や子育てに多忙なオーナー夫妻と共にすまいづくりを行ないました。
これまでご実家でご両親と同居されていたお二人は、ご家族との距離をこれまでと同じく保ちつつ、自分たちらしいくらしを手に入れる為、ご実家のお隣にすまいを建てる選択をしました。
互いのライフスタイルを尊重しつつ繋がりも感じられる、 二世帯住宅とは異なる「近居」というくらし方は、個々の距離感に敏感となったこの時代に合っているのかもしれません。
延床面積:112.19㎡ / 34坪