民藝の家。

名も無い作家や職人が手掛けた日常の道具という作品にはシンプルで飾らない美しさ、「用の美」があります。

その美は私たちの心を和ませ、生活の中で小さな喜びを感じさせてくれます。

今回私たち那須倶楽部は「すまいに和と洋の美しさを持たせたい」というオーナーから依頼を受けました。
そこで私たちが那須や益子をベースにしている作家たちに着目し、彼らの作品を用いて和と洋の新しい調和を作り上げることにしました。

他にもオーナーの実家にあった塀をリユースした大谷石の外壁や敷石、百年以上もの時を経た蔵戸等、和のエレメントを洋のディティールに収めるといったエクレクティックな空間を提案しています。