新しい小さな家のつくりかた – 町家に暮らすということ。Ⅱ

Case Study House #58

Location :栃木県宇都宮市

新しい小さな家のつくりかた – 町家に暮らすということ。Ⅱ

「小さな家」というすまいづくりが広がりを見せています。

私たち NASU CLUB ではこの「小さな家」を“本当に必要なものを考え、選択する事により余分をそぎ落としたすまい”と定義し、これからのすまいづくりにおける重要な選択肢の一つとして積極的に提案しています。

以前私たちは「間口約5m、奥行20数mという街中にある敷地を生かしたすまいを提案して欲しい」というユニークな依頼を受け、京都の町家等を参考にしながら、街でくらすことの豊かさや楽しさ、そして住宅密集地の中で心地良さをいかに引き出すかをオーナーと共に考え、すまいづくり行いました。

そして今回新たに間口3m以下、奥行20数mという敷地にすまいをつくるという究極の難題に挑戦し、完成に至りました。

狭小地という日本的な都市環境と向き合い、そこにリゾートや日本各地にある町家の知恵を取入れたこの「作品」は、都市のすまいづくりを考える上で示唆に富むケーススタディとなっています。

他では決して見る事の出来ない「新しいすまいのかたち」を是非この機会にご覧下さい。

延床面積:117.6㎡(35.574坪)

CONCEPT

NASU CLUBのコンセプト

私たちが目指す家づくりをご紹介します